「華僑」と「和僑」

hkxj

2011年02月19日 14:39

 以前和僑の紹介しましたが、
「中国には華僑があるのに、どうして日本には和僑ってないんだ?」
というところからスタートしているようです。 

 「華僑」と「和僑」では
それこそ天と地ほどの差があると考えているのですが、
皆さんはどうでしょうか?

 よくきく華僑ですが、実態はあまりしられてないように思います。
 

 実は私、華僑の会社で働いていたことがあります。
正確には華人ですが(帰化した人)。


 何が違うのか。

 まず1つに本気度が違います。
確かにビジネスネットワークなのですが、事実上の紹介制です。
メンバーの紹介がなければ、コミュニティに参加できないようです。
そして、もし何か裏切るようなことがあれば(支払いが送れるとか)、
それこそ完全抹消です。
(殺されるという意味ではなく、ネットワークに再起できないということで)


信頼関係の上に成り立っているので、
当然のことといえばそうですが、
紹介する方も紹介される方も気軽にというわけではなく、
「覚悟して」ということになります。

長年の知恵なのでしょうね。

単なる異業種交流会や名刺交換会、
あるいはその延長にあるものとはワケがちがいます。


 2つにフォーカスされているのは、
ビジネスではあるのですが、
自分の子ども達をつながらせることにあることです。

親同士にビジネスのやりとりがありますが、
それだけで終わらず、
その子ども達が知り合うことに重きが置かれているように感じます。
 

 聞いたことある方も多いと思いますが、
たいてい親が子どもに金などの貴金属を与えています。

「もしビジネスになんかあった場合、これを売ってご飯を食べなさい」
ということだそうです。
 

 私の以前の上司の場合は
金塊のネックレスのようなものでした。
装飾性の少ないものが好まれるようです。


 商売の民で、移住してくるぐらいですもの、
日本のそれとは比べる方が失礼かと思ってしまうほどです。


しかし、
世界で挑戦しようとするジャパニーズが一部いるのも事実、
まだ始まったばかりですので発展させていきましょう。

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